富士山(塩谷町川村)〜富士山(今市市轟) | H18.1.1 |
平成18年の元旦は、近所の富士山を2座登ることにしました。 この2つの富士山、塩谷町の南部と今市市の北部にあり、地形図をつなげて見てみると分かりますが、かなりの至近距離にあります。 塩谷の富士山は展望の山、今市の富士山は信仰の山という感じがしました。 |
---(コースタイムは記録しませんでしたが、どちらの富士山も、ゆっくり登って山頂で休憩して下山して・・・で、1時間あれば十分です)--- |
@ | ------------------------------------------------------------------- 富士山に向かう前に、今市市の大室交差点にある高オ(オの字は雨冠に龍)神社で初詣。 自宅から15分くらいの近くの神社で、いかにも地元の神社の雰囲気だった(@)が、なかなか立派。 石段を上がっていくと、大きな丸い縄(A)をくぐるようになっているのだが、これには何の意味があるのかな? 疎いので分らなかった。知っている方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 ------------------------------------------------------------------- 初詣のあと、塩谷町川村の富士山へ向かった。 観音橋で鬼怒川を渡り、左折して川村地区へ入る。 公民館前の駐車場に停めさせて頂いた。 駐車場の隅に「川村ふるさとマップ」なるものが掲げられていた(B)。 見ると富士山は周囲の道路を歩くコースが紹介されていたが、登るコースは記されていなかった。 富士山の東を南北に通る道を北へ進むと、左手にプレハブ小屋があり(C)、その左側に踏跡が付いていた。 山中方向にに向かう道だったのでこれを辿った。 しばらくして道は消滅するが、南に適当に何mか登ると富士山南西の尾根上に出るので、あとは高みに向かって適当に登る。 落葉に隠されているが、薄く踏跡が付いているようだ。 山頂東部に肩があり、あとは西へ少し歩けば、プレハブ小屋脇から正味15分ほどであっけなく山頂に着く。 三等三角点と、山名板が3枚ある(D)。 山頂からは今市市北部の田舎風景が一杯に広がり、南西には鬼怒川と大谷川の合流地点が望め、素晴らしい展望が得られる。 すぐに立ち去るのは惜しい。しばし休憩となるだろう。 下山は元来たルートではなく、北へ進んだ。 途中で、壊れたものも含め石祠を3ヶ所で見る(E)。 北から東へ方向転換して、わずかばかりの尾根道を行くが、そのまま東へ下る尾根筋は急坂なので、途中で適当に南東へ谷筋に向かって杉林の中を下りていった。 下り切ると、どこから始まっているのか踏跡があり、先ほどの南北に通る道路へ戻った。 この付近の低山としては随一の展望を得られる山で、晴れた日にふらっとお出かけください。 ------------------------------------------------------------------- お次は今市市轟(とどろく)の富士山へ向かった。 R461を大渡橋で鬼怒川を渡る。 轟交差点をさらに直進すると右に富士浅間神社を見る。 ここが、富士山の取付き地点になるが、車は神社鳥居前にせいぜい1台しか置くスペースがない。 停められない場合は、富士山西側を南北に通る道の路肩に停められる。 鳥居(F)をくぐると明瞭な道があり、北西に尾根伝いに登って行く。 なかなか信仰の厚い山のようで、道沿いに大小3ヶ所ほど社を見る(G)。 登り一辺倒で傾斜も急だが、ここも15分ほどで山頂に着いた。 この山には三角点はないが、山名板は2枚あった(H)。 山頂にもなかなか立派なお堂がある。 展望はなく、木洩れ陽が差す程度だが、こちらのほうが山頂らしい地形をしている。 下りは、そのまま尾根なりに踏跡があったので、北東にグルッと回って先ほどの富士山と同じように下ろうかと思ったが、日が傾いてきたので元来た道を戻った。 手軽に登れる富士山2座、晴れた日にどうぞ歩いてみて下さい。 ------------------------------------------------------------------- |
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