二股山 | H18.3.11 |
二股山へは、下久我から林道を詰めて登るコースと、下沢からキレットへ登り詰めるコース・・・この東西2コースがよく紹介されていますが、南北の尾根筋に三角点峰があり、これを結んで南北に歩いて周回してみました。 低山ですがアップダウンがあり、短くても足応え十分の尾根歩きができます。二股山北峰からの展望は秀逸です。 |
(福沢地区・駐車地)12:35---(352.6P)13:05/13:12---(414P)13:38/13:43---(二股山・北峰)14:26/14:30---(南峰)14:36/14:40---(400.9P)15:30---(ゴルフ場脇・作業道出合)15:51---(駐車地)16:32 |
@ | 前日光の山々を歩くとき、鹿沼市の富岡〜見野〜笹原田というコースをよく通るのだが、双耳峰の二股山の山容はひときわ目を引いた。登ってみようといつも思っていたが、いつでも登れるとの意識がかえって遠ざけていた。 荒井川沿いの福沢地区には、地形図に標高186mの記載がある。 この手前(南東)のカーブ地点の路肩が広くなっているのでここに駐車した。 南へ、地形図の破線の基点位置に戻ってここが取付きになるが、尾根の付け根は平屋の民家の真裏なので踏み入れるのに気がひける。 尾根の北西側は崖で取付けないので、破線のさらに南東側から谷を大回りするように回り込み、民家の奥に出て取付いた。 取付き地点にはちょうど階段があって(@)、その奥に墓地があった。 尾根上に出て少し登ると石祠がある(A)。随分古いもののようだ。 展望のない尾根を北東に登ると352.6ピークに着く(B)。 石に囲まれた四等三角点があり、それを示す木柱は朽ちて傍らに倒れていた。 R・K氏の山名板があった。 こんな登山者も滅多に来ない三角点にも山名板を架けるこのR・K氏はどんな方なのだろうか。 北へ進み380m級のピークを越え、414ピークへ向かうが、直下の登りはキツい。 414ピークは特に何もないところで、ここから北西に進む。 次の410m級ピークの直下には大岩がある。 北へ鞍部に下り、70mほど登り返す。 このあたりから赤い境界標が散見できるようになる。 490m級ピークを越すと尾根幅が広くなる。 ゆったりとした登りで530m級ピークを越すと、小さい「NHK」の標柱があった(C)。 二股山の山頂直下に来るとNHKの施設が見え、北へ回り込んで下久我からの登山道に合流すると間もなく本来の鹿沼テレビ中継放送所の建物の前に出る。 そのわずか南に進んだところが二股山北峰の頂上だ。 こちらには三角点はないが、大きな石祠と山名板が置かれている(D)。 東側の展望が素晴らしい。 ひと休みして南へ急な岩肌を下り、キレットに下り立つ。 下沢側から登山道が通じている。 キレットからは踏跡を辿り、急な登りとなる。 登り切って少し進むと三角点が現れる。ここが二股山の南峰で、三角点の少し奥の木に小さな山名板がある(E)。 ここからさらに南へ入ったところに展望スポットがあると聞いたが、北峰の展望が素晴らしく、それで満足したので寄らなかった。 キレット〜北峰へ戻り、下久我への登山道を下る。 登山道は途中で尾根を外れて下っていくが、そのまま尾根通しに北西へ進む。 切り揃えられた杉の尾根は気持ちが良い。 480m級ピークからは西へ進む。 途中、「文」とペイントされた木を見る(F)。 ダラリダラリと西へ進むと、400.9ピークに着く(G)。展望は全くない。 ヒョロっとした標柱と四等三角点がある。 ここにもR・K氏の山名板があった。 本当はこのまま北へ進んで岩井道地区に下りたかったのだが、車の回収が遠くなってしまうので南東へ尾根を下ることにした。 尾根筋を下っていくと、作業道に下り立ち、ゴルフ場の脇に出てしまった。 幸い誰もいなかったので作業道をそのまま進み、日向側地区に抜けた。 あとは30分ほどの県道歩きで駐車地に戻った。 |
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