火戸尻山南東尾根 | H17.2.20 |
先週、高平山経由で火戸尻山まで歩いたが、時間切れで尾根南端の中小来川水草沢まで行けず、東沢から赤井沢林道へ下山した。 今回はその残りを歩くのだが、下りではなく登って火戸尻山まで歩き、下山は南の大滝へ下りました。 |
---(コースタイムは、記録を無くしてしまったので不明です)--- |
@ | 1/25000地形図に、宮小来川塩ノ原の標高336地点と中小来川水草沢の標高340地点を結ぶ道が記載されているが、この道の丁度中間が取付き地点になる。 そこには平屋の家があるが、家の横を通る道をよく見ると、さらに奥に続いているようだ(@)。 鋼板の敷かれた入口から中に入っていくと階段になり、予想通り奥に続いている(A)。祠があるようだ。 祠の左手からヤブを掻き分けて尾根に取付く。 尾根は北西から東へと向きを変える。 登りがひと段落つくと、ヤブの中にまたもや祠が現れた。 ここはあまり手入れされておらず、荒れるに任せている感じ。 祠の裏手に回り、北へ登っていく。 小ピークを境に西に向きを変え、急坂を登り切ると664ピークに着く。 樹林に囲まれ展望は無い。 664ピークからは北に下り、再び急坂を登り返す。 尾根はだんだん痩せてくるが、危険な箇所は無い。 緩やかにアップダウンを繰り返すと、三角点のある626.9ピークに着く(B)。 やはり樹林に囲まれ、展望は無い。 RK氏の山名板があるのが唯一の慰めだ。 さらに北へ進む。 尾根筋には、保安林のオレンジ看板がやたらと目立つ。 終始展望は利かないが、綺麗に揃えられた杉林の中を緩やかに進む。 やがて急登となり、登り切ったところで北東へ向きを変え、小ピークで再び北へ方向転換する。 641ピークを過ぎ、やがて尾根が北西に向きを変えると675ピークである。 ここで西に下り、尾根を乗り換える形になる。 小ピークまで登り返したら、北西に向かう。 鞍部からは、火戸尻山までずっと登りが続く。 さほど急坂ではないが、ダラダラ続くのでかえって疲れる。 ややガレ気味の登りを終えると、間もなく矢印の看板を見る。 ここは、東沢方面へ下る道との合流点だ。 ここからは、踏跡が明瞭になる。 標高800mを過ぎると、残雪が目立ち始めた。 火戸尻山直下のジグザグ登りは、滑りやすいので注意する。 火戸尻山は、先週同様まだ雪に覆われていた(C)。 雪の間から、三角点が顔を覗かせていた。 先週は団体に出くわしたが、今回は静かな山頂である。 これで、高平山から小来川まで尾根がつながった。 残念ながら、山頂からの展望は無い。 腹ごしらえをして、元来た道を戻る。 火戸尻山周辺からは数々の枝尾根が派生しているので、テープがあるからといって安易に入り込むと計画と違う方向に引き込まれるので注意したい。 大滝方面へ南下する尾根の入口には、赤の被覆が剥がれた境界標と、その先(南)に黄リボンが掛けられている(D)。 この尾根、傾斜は緩やかだが、かなりの痩せ尾根である。 下り途中に、「山神」と彫られた大きな丸い石碑があり、さらに先には2つの石祠が仲良く並んでいた(E)。 その先から、踏跡が不明瞭になったが、構わず南東に下る。 急坂の上に落葉が足元を滑らせるので歩きにくい。 どんどん下って、舗装道路に下り立ったが、正確な場所が分からない。 東へ進むと間もなく山家(そば屋)が現れた。 どうやら、大滝の東へ下り立ったようだ。 ここからは長い車道歩き。 単調だが、西小来川の集落を縫うこの道はなかなか風情が良い。 今回は道程が短かったので、時間は十分あった。 中小来川水草沢が近くなると、笹目倉山の美しい姿がよく見えた。 |
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