神ノ主山〜鳴虫山〜独標 H18.12.25


鳴虫山はこれまで滝ヶ原から無名尾根を辿って登ったことはありますが、日光からの王道周回コースで歩いたことがなく、この日初めて歩きました。ヤブは当然ありませんが、アップダウンも適度にあり、歩き応えのあるコースです。雪はまったくありませんでした。
(神橋横・鉢石駐車場)11:25---(登山口)11:40---(神ノ主山)12:22/12:37---(鳴虫山)13:40/13:50---(合峰)14:12/14:16---(独標)14:50/14:55---
(日光第一発電所)15:33---(駐車地)16:15


@ この年の年末はまだ積雪が少なく、見上げる限り鳴虫山も雪はないようだ。
よく歩かれる周回のメインコースはいつでも行けると思いなかなか歩かずにいたので、この機会に歩いてみることにした。

遅いスタートだったが、神橋横の鉢石駐車場(無料、(@))に駐車して出発。
御幸町交差点で南への通りに入り、天理教ですぐ角地になる。
これを道なりに東へ曲がるとすぐにまた橋を渡って南へ入る路地がある。
ここには道標がある(A)。

住宅地の終点が登山口になっていて、ここにも道標がある(B)。
ここからジグザグに登り始め、10分も歩くと天王山神社に到着(C)。
鳥居と、石祠などがある。展望は開けており、日光市街が見下ろせる。

神社のすぐ先で送電鉄塔への踏跡が分岐する。
立ち寄ってみると、鉄塔のある小ピークには傍に石祠があった(D)。

ここから神ノ主山までは終始登りとなるが、そんなにキツい登りではない。
尾根筋は木の根が張り出しているが、躓かないように登っていけばよい。

30分も歩くと、松原町から登ってくる破線の尾根と合流する。
本当に松原町からの谷筋を登ってくるのかは分からないが、分岐点からの尾根には薄い踏跡が認められた。今度確かめてみたい。

分岐点からひと登りで、神ノ主山に到着(E)。
西側の展望が開けており、霧降〜日光連山が一望できる。
ここから先はアップダウンの繰り返しになるので、ベンチで一服しておきたい。

相変わらず木の根の張り出した尾根を南へ進む(F)。
よく歩かれたコースらしく、迷うような場所はない。
急登となる場所も根を階段代わりにマイペースで歩いていけばよい。

823ピークから来ている破線の合流地点には、108番の赤い杭がある。

急登を経て1058ピークまで来ると、あとはなだらかな尾根となって、鳴虫山に到着した(G)。ここに来るのは1年半ぶりだが、特に変わった様子はない。
霜が解けて路面がグチャグチャになっていた。
山頂は広く、日光連山方面には展望デッキがあるが、展望そのものは神ノ主山からのほうがよい。
火戸尻山方面へ南へ続く尾根には進入禁止のロープが張ってあるのも同じ。

鳴虫山からは北西へ急な下りとなるが、立派な階段が掛けられている(H)。
それまでの根の張り出した樹林尾根とはうって変わって笹尾根となる。

1年半前、969ピーク方面へ下った枝尾根には、やはり「この先登山道はありません」の看板が立っているのを見て、ひと登りで合峰へ着いた(I)。

山頂部は狭く、古い石祠がある。
北へ銭沢不動尊への道標がある。尾根を見渡す限り、踏跡は薄いようだ。
ここも今度歩いてみたい。

さらに西へ下るが、ここも急な下りとなる。
所々、木の根やロープに頼りながらになるが、歩きにくいことはない。

延々と下って小ピークに出たら、進路は北へ変わってさらに下る。
このあたりの樹林帯はとても美しい。

下り切ると今度は独標への登りとなる。
まったく展望のない薄暗い斜面を50mほど登って、独標に到着する(J)。
山頂は小広いが、樹林帯の中にあって展望はない。

独標からは北西へ下る。
多少の登り返しはあるが、グングン高度を下げていく。

ほぼ下り切ったところで、林道に出るが、ここは横切るだけ(K)。
道標に従い、再び踏跡を下る。
ここで外国人2人とすれ違う。普段着のような服装で、こんな時間からどこまで行くのだろう? 日本人だったら話しかけるのだが・・・。

樹林帯を抜けて完全に下り切ると、発電所の大きな施設に沿って回り込み、日光宇都宮道路の下をくぐる(L)。新しい道標が立てられていた。
このあたりだけは舗装道路となる。地元の人が散歩していて、こんな時期に夫婦で鳴虫山かい、へぇ・・・という感じで話しかけられた。今年は雪が遅いとのことだった。

すぐに憾満ヶ淵への遊歩道入口となって、石段を下ると、大谷川のほとりに出る。
遊歩道で化け地蔵の前を通り抜けていく。
川の対岸は、日光植物園になるが、渡れる場所はない。

やがてトイレと駐車場に出て、そこからは住宅地となる。
匠町で大谷川を渡り、車の往来を避けて川沿いの道を進んでいくと、輪王寺の南で国道に合流する。

あとは神橋前を通って駐車場に戻るだけだが、夕方の冷え込み方は急だった。
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L


【ルートマップ】
(後日掲載します)





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