馬立から女峰山 | H18.9.24 |
前年に3度登った女峰山ですが、この年はまだ1度も訪れてなく、好天に誘われて馬立からの最短コースでピストンしてきました。 山頂からは富士山まで遠望でき、これまでで一番の展望を楽しめました。 |
(志津林道最奥駐車地)6:05---(馬立)6:40---(唐沢小屋)8:37/8:45---(女峰山)9:29/9:50---(唐沢小屋)10:15/10:50---(馬立)12:17---(駐車地)12:52 |
@ | 昨年は10月末に小真名子〜大真名子山を訪れたときは初雪にやられてしまった。 女峰山に行くなら、まだ寒くない9月後半なら秋晴れも期待できると思い、行ってみることにした。 今回は志津林道を広場より奥まで入れるだけ入って、馬立からの最短コースだが、馬立から下る斜面だけが未踏であった。 馬立までは小真名子〜大真名子山のとき、馬立下からは前女峰のときに歩いている。 志津林道の、男体山・大真名子山登山口となる広場を突っ切り、さらに奥へ車を進める。 5分ほど進んでゲート前に駐車した(@)。 ここはせいぜい3〜4台しか停めることができないが、すでに1台停めてある車があった。 快晴の中を出発。風も弱く、絶好のコンディションである。 昨年晩秋に凍える初雪に打たれたときとは別世界のようだ。 30分強歩いて馬立到着(A)。 ここには、堰堤工事関係者用のモノレール施設がある。 女峰山方面を示す道標もある。 ここから、やや急な斜面をジグザグに下る。 下り切ったところはゴロゴロした大きな石の転がる河原のような風景になっている。 ここで、モッコ平方面への道を分ける。 大きな薙を右に見ながら、明瞭な踏跡を緩やかに登る。 途中で工事関係者用モノレールと別れ、所々で大きな堰堤を見る。 しばらく楽な登りで、やがて薙をトラバースする。 薙の対岸の尾根から、鹿の声がした。 薙を渡ってすぐに水場がある。ここの水量は豊富ではないが、途切れることもなさそうで、汲むのに時間はかからない。 水は十分持ってきているので、すくって飲むだけにした。 水場から先は、少し傾斜を増した登りになる。 途中でまた薙の脇を通るので上を見上げてみるが、まだ山頂部は見えない。 水場から15分ほど、傾斜が少し緩んだかな、と思ったところで唐沢小屋に到着(B)。 小屋の中はまだ誰もいなかったが、休憩していたら2組の登山者が登ってきた。 小屋から先は、少しだけ樹林帯を進み、その後はガレ場のジグザグ登りになる。 ガレ場ではあるが、小真名子山北斜面のガレ場と比べれば易しい。 落石にだけ注意して登る。 再び樹林帯に突入して急登し、女峰山山頂直下の社に出た(C)。 この日の展望は素晴らしかった(D)。しかも、ほぼ無風であった。 遠く富士山まで望むことができた。日光の2000m級の山には幾度となく登ったが、富士山まで見渡せたのは初めての経験である。 山頂のケルン(E)に触ってから、下山開始。 まだ何時間も歩いていないが、下りはやはり爪先が辛い。 ガレ場を注意して下り、再び唐沢小屋。 ここで、早い昼食とした。 小屋から先は、ダラダラとした下りでひたすら歩く。 好天の週末なのに、思ったよりすれ違った登山者は少なかった。 昼には駐車地に着いてしまったが、滅多に体験できない好天の女峰山に大満足のミニ登山だった。 |
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