奈良駄峠を基点に高峰=仏頂山往復 | H17.1.8 |
初の日光圏外の山歩きになります。栃木/茨城県境の尾根を歩いてきました。 茂木町と旧岩瀬町境にある奈良駄峠を基点に、高峯と仏頂山をそれぞれ往復しました。 登山道は整備が行き届いており、ヤブ漕ぎをするような尾根ではありませんが、ゆったりと歩くのに最適です。 仏頂山のほうが高峯より100m弱低いですが、仏頂山への道のほうがアップダウンが多いです。 |
(駐車地)12:30---(奈良駄峠)12:50---(高峯)13:30/13:43---(西ピーク)13:50/13:55---(高峯)14:00---(奈良駄峠)14:25---(仏頂山)15:05/15:20 ---(奈良駄峠)15:55---(駐車地)16:10 |
@ | 益子から県道1号線(宇都宮笠間線)を通り、右手に希望丘G.Cを見て、大村彫刻の森美術館入口の先で右折し、町道山口奈良駄線を上小貫地区方面へ向かう。 バス停のある十字路を南に直進していくと、高峯山遊歩道の道標のある林道高峰線を右に見送りさらに直進。 民家が途切れると、未舗装の林道となる。 しばらく走った大きな分岐点で駐車(@)して出発。 分岐は右に進み、すぐに左にカーブし、南へ進む。 馬頭尊の石碑(A)を左に見て間もなく、車は通れない幅の道となる。 緩やかに登る道で、勾配はキツくない。 峠の近くまでくると、どうやって運んできたのか路肩に車が捨てられている。 町道終点の標識を見て、わりとあっけなく奈良駄峠に着いた(B)。 峠の反対側(南)は、斜面が掘削されて痛々しい。 地形図には道が峠を越しているが、その跡形はない。 ここからは関東ふれあいの道となり、案内標も整備されている。 まずは高峯へ。岩瀬町池亀の案内標に従って西へ進む。 すぐに尾根上に出る階段にさしかかる。 急な階段を登り切ると、その先は尾根筋のアップダウンとなる。 展望は少ないが、落葉した明るい道を行く。 坂では階段があり(C)、苦労する場所はまったくない。 南飯田方面へ下る案内標と道を見送った先に、周辺の遊歩道を解説する案内板がある(D)。 もう1ヶ所南へ下る分岐を過ぎ、ダラダラとした登り下りを繰り返していく。 北から登ってくる林道が合流する地点を過ぎ、間もなく高峯の山頂となる。 展望は少ないが、広く明るい山頂で、テーブルやベンチも置かれている(E)。 ここでひと休みしたら、すぐに戻らずに、さらに西へ進んで隣のピークまで行くことをお勧めしたい。 南面が刈り払われ、筑波方面の大展望が得られる(F)。 展望を楽しみ、元来た道を奈良駄峠まで戻り、今度は仏頂山に向かって東へ階段を登る。 高峯へのルート同様、踏跡は明瞭、迷うところはない。 ただ、こちらのほうが地形図には現れないアップダウンが多く、結構疲れる。 地形図にある標高398m地点は知らぬ間に過ぎる。 高峯へのルートより、落葉が多く降り積もっている。 398m地点の東から南へ下る破線は、それらしき道形はなかった。 北へ向きを変え、仏頂山との鞍部へ下ると、南北へ薄い踏跡があり、道標もあった。上小貫方面と、後道へ至るのだろうと想像した。 仏頂山への登りは長くて疲れる。 階段を登り切ると、仏頂山の西の肩に出る。ここには案内標があり(G)、ここからも上小貫へ下れるようだ。少し進んでみたが、踏跡は薄かった。 奈良駄峠から1時間弱だが、アップダウンが多く、かなり歩いたような感覚で仏頂山に着いた(H)。 ところが、周囲を見渡しても三角点が見当たらない。 山頂にある関東ふれあいの道の説明板にも、「ここは山頂近くになります」とある。 果たして本当の山頂はどこか? 地形図をよく見ると、三角点はここからわずかに南にあるように思えたので、明瞭な踏跡を南へ50mほど進むと、頭を赤く塗られ、角の欠けた石柱があった。 これが三角点か? (よく分からなかったので、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださると幸いです) 陽も傾いてきたので、元来た道を戻る。 西の肩と、先ほどの鞍部の地点いずれかから上小貫方面に下ってみたい気もしたが、迷うと日没に間に合わない可能性もあって自重した。 16:00前に本日3度目の奈良駄峠。 なお、峠は南北へ道が貫通していることになっているが、南側は大規模な掘削工事で跡形もない状態(I)。 あとは北へ元来た道を戻った。 今回は歩き出しが遅かった上に、完全ピストンだったので、山行というよりはハイキングになったが、やっぱりヤブ混じりの尾根のロングウォークが一番!と痛感した次第です。 |
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